mSQL端末モニター

他のデータベース・アプリケーションと同様に、mSQLでもデータベース・エンジンにクエリーをサブミットするのに、対話的なインターフェースを利用することができます。mSQLの場合には、この対話的なプログラムが単に'msql'と呼ばれています。コマンド行の引き数として、アクセスするデータベースの名前を指定すれば処理を実行できます。処理を開始すると、プログラムを再起動しない限り、データベースの指定を変更することはできません。


またこのモニターでは、次に解説するように、2つのコマンド行フラッグを指定できます。 このモニター・プログラムは、オリジナルのIngres(そして後継のPostgres)のモニター・プログラムに似せて作成してあります。クエリーと区別できるように、コマンドの前にはバックラッシュを指定してください。モニターのプロンプトからヘルプを表示させるには、\hコマンドを実行します。モニター・プログラムを終了するには、\qを実行するか、あるいはEOF(^D)を入力しなければなりません。

エンジンにクエリーを送信するには、クエリーを入力した後に\gコマンドを入力してください。\gは"GO"の意味であり、エンジンにクエリーを送信します。クエリーを編集したい場合、\eを実行してください。viが呼び出されるので、クエリーを編集することができます。クエリーの編集にvi以外のエディタを使う場合は、VISUAL環境変数に使うエディタを指定してください。編集を終わらせてエディタを終了すると、編集したクエリーがバッファに残された状態でmsqlに制御が戻されます。通常どおり、\gコマンドを実行すると、このクエリーをサーバーにサブミットすることができます。

クエリーをサブミットした後も、次のクエリーを入力するまでは、前のクエリーがバッファに残されています。これはいつでも編集できるようにするためと、何度でもサブミットできるようにするためです。新しいクエリーを入力しないで\gを実行すると、サブミットした前回のクエリーが再びサブミットされます。モニター・プログラムの\pコマンド("print"の意味)を実行すれば、バッファの内容を表示できます。

リモート・ホストで稼働しているデータベース・サーバーにアクセスする場合、サーバーを稼働させているマシーンを環境変数に設定しておくことができます。(通常はmSQLを実行するたびに"-h some.host.name"を指定する必要がありますが、変数を設定すればその手間を省くことができます。) この機能は、mSQL APIライブラリではなく、mSQL端末モニター・プログラムが提供している機能です。したがって、他のプログラムではこの機能を実行することができません。この点にご注意ください。この機能を利用するには、アクセスするマシーンの名前またはアドレスを、環境変数MSQL_HOSTに設定します。